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「スマホは勉強に役立つ」!?東大生がおすすめの勉強法とは

まなぶ
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スマホって調べものには便利なんだけど

そんなの見てないで勉強しろって言われるよね

本当にスマホって勉強の邪魔になるのかなぁ

こんな疑問ってよくありますよね。

「記憶に残るのはスマホ?手書き?」でもあるように記憶するには手で書く方が効率が良いという研究結果もあります。

それよりもスマホを触っていると、傍から見てると遊んでいるように見えるというのが一般的な感覚で、「どうせそう見られているのだろう」という負い目を感じてしまうのも原因の一端でしょう。

「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書

の著者、東大生の西岡壱成さんが「スマホは勉強に役立つ」と断言している記事がありましたのでご紹介します。

スマホと勉強は切り離せない関係にある

スマホが勉強に良くないという原因に「SNSの通知などで気が散ってしまう」「調べものをしているうちについネットサーフィンをしてしまう」というのがあります。

こんなことが習慣になってしまうとやはり勉強の障害になります。だったら勉強の時にはスマホは封印すべきかなとなりますよね。

でも必ずしもそうではないと断言できます!

というよりうまく折り合いを付けて積極的にスマホを使うべきなんです。

今やスマホは勉強に重要で有効なツールです。

モバイル調査機関とオンライン学習塾の調査では、中学生の約90%、高校生では約95%が勉強にスマホを取り入れているという結果になっています。

確かに、勉強をしていてなにか調べることが出てきたときは、本や辞書を使うよりもネットで検索するほうが断然速いですよね。

そのうえ本や辞書だと文字でしか情報が得られませんが、YouTubeの学習動画ならより視覚に利く情報を得ることができます。

なので勉強にもスマホを使わない手はありませんよね。

でもやっぱり誘惑が気になるという人は、

「特定のアプリ以外は一定時間使えなくなるアプリロックのアプリ」というものがあります。

また、調べもの以外の使わない時間は「画面を伏せておく」というのも有効です。

では西岡さんの提唱している3つの活用勉強法を見ていきましょう。

活用法1 何もかもサーチしよう

日常生活でなにか疑問に思ったこと、知りたいことはどんどん調べてしまいましょう。

身近に起きた「あれ?これってどうしてだろう?」をさっと調べるのにはスマホは最適なツールです。

言葉を調べる

よく使う言葉でも、はっきりと意味を理解していないで使っている言葉もありますよね。

せっかく手元にスマホがあるのですから、疑問に思ったことはすぐに調べる習慣をつけましょう。

身の回りにある言葉を調べることで語彙力を鍛えたり、知識をより深くすることができます。

画像検索を使う

言葉を調べるときに、画像検索を使うことで本質的な意味を学ぶこともできます。

英単語などの学習でも視覚的に、意味まで理解することで覚えやすくなります。

こんなことができるのもスマホならではです。

活用法2 暗記はAIに頼ろう

物事を暗記するためにアプリを使うのが良いという東大生が多いそうです。

物事を覚えるのには、書いて覚える、聞いて覚える、見て覚える、いろいろ方法はありますが、どの方法でも勉強しただけでは「本当に覚えたかどうか」はわかりません。

「その時は覚えたはずなのに実践したら全然ダメだった」「何時間かけても暗記しきれていない」ということもよくありますよね。

暗記をするのに一番いい方法は、問題を解くという行為です。

暗記できたか確認をするのに参考書に赤いシートを重ねて赤文字を隠してテストしたり、単語カードの表裏をつかって暗記のチェックをしたりした経験がある人は多いのではないかと思います。

これは実は覚えたことのチェックというより、覚える行為のいっかんなんです。

物事を覚えるには、覚えようと頑張るインプットよりも、アウトプットのほうが記憶が定着しやすいというデータがあるのです。

これはコロンビア大学の研究で明らかになったもので、インプットとアウトプットの比率が3:7のときが一番記憶が定着しやすいというものです。

つまりインプットしたらその倍以上のアウトプットをすることが効果的ということです。

このアウトプットにスマホが登場するというわけです。

AIで自動で問題を作成したり、作った問題をランダムに出題させたりすることができるのです。

活用法3 動画をラジオのように聞く

最後は動画を活用する方法です。

最近はYouTubeでも勉強関連の動画が多くなっています。

オススメの勉強方法としては「ざっと流して全体像をつかむ」というスタイルです。

通勤、通学の電車の中とかにとにかくザッと流して全体を見ます。このときは細かいことはわからなくてもOKです。全体を流して雰囲気がつかめれば、急所がどのあたりかがわかることもあります。

それがわかったら、後でその部分を集中的に勉強をすることができます。

たまにYouTubeの配信者さんが「何かしている時に聞き流しで良いので」と言って話していることがあります。

そういう動画は、画面に出してくれている文字情報をほとんどそのまま読んでくれるので見ていなくてもインプットにはなります。

そこで気になった言葉があれば、他の作業を止めて動画に専念するとか、少し戻して聞き直すとか、そういう使い方ができます。

まとめ

冒頭でもリンクを付けた「記憶に残るのはスマホ?手書き?」にあるように、「聞く」「見る」より「書く」行為が記憶には残りやすいと実感はしています。

ですが、「ちょっと気になったことを調べる」「調べた結果をメモする」ということでいえば、スマホの検索機能やコピペの方が圧倒的に速いですし、「メモ帳とペンを用意して」と考えただけで面倒に感じてしまったら検索自体をしないかもしれません。

ということは知識のインプットをする機会をみすみす逃してしまうということです。

AIの活用など、電子デバイスにしかできないことは最近多くあります。

東大生が例にあがるような「できる人」はそういうことを最大限に活用して勉強機会も逃さず効率の良い勉強をしているということです。

詳しく知りたい方、勉強したい方は西岡さんの本をじっくり読んでみてください。

こちらは現役東大生が「ためになる勉強の仕方」ということでいろいろ講義をしています。

スキマ時間の勉強を試してみては?

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