ブログで稼ぐための最短ルートは成功者の真似をすることとよく言われます。
確かに成功している人の記事を読むと、読みやすい、効果があるように感じる、心をくすぐられる
など「こういうことができれば売れるんだろうな?」というものが多いです。
とは言うものの「真似ってどうやれば?」と思ってしまいますよね。
まれに「丸パクで稼げました」と言っている人も見かけますが、さすがに丸パクは良くないので、成功者の記事パターンを探ってみました。
ここでは見やすい記事について考えていきます。
成功するために

ブログで稼ぐにはいくつかの方法がありますが、どの方法にしても大前提として記事を読んでもらう必要があります。
記事を読んでもらうためには
- 記事にアクセスしてもらう。
- 記事を読み進めてもらう。
という2つが絶対条件です。
アクセスしてもらえないと記事を読まれることがないのでどうしてもアクセスに注力したくなりますが、記事を読み進めてもらえないとアクセスが無いのと変わりませんので、読まれる記事を書くことが大変重要です。なので上記2項目共が絶対条件となるわけです。
アクセス対策といえば今はSEOと言われていますが、読まれる記事とは?
読まれる記事とは

自分で「読みたくない」「これ読んでも役に立たなさそう」と思う記事は当然読まれる確率は低くなります。
記事を書いている時は「伝えたい」思いが前のめりなので納得して書いているはずですので、書き終わってある程度時間をおいてから見返してみると冷静に記事を見ることができます。
真似をすべき記事には共通点があります。
「セールスライティングの型」は当然ですが、その型とは法則であったり構成であったり、いわゆるロジックの部分です。
目を引く記事とはそういうロジックの部分だけではなく具体的な手法、テクニックの部分もあります。
テクニックの部分は、それこそブロガーさんライターさんそれぞれでやり方も違いますが、ビジュアルに訴えているということでは手法パターンは集約できます。
その手法について見ていきましょう。
画像を効果的に使っている

必ずというわけではありませんが、読みやすい、あるいは読む気になるブログは写真やイラストなどの画像を使っています。
文章ばかり並んでいると読む前に「なんだか疲れそう」とか「理屈っぽそう」という印象を持ってしまいます。
ただ説明記事でない限り画像が多すぎるとかえって読みにくい記事になりかねないので注意が必要です。
文章を詰め込まない−余白をうまく使っている
書籍や論文を読むわけではないので、文字がびっしりだとそれだけで難易度が高いと感じてしまいます。
上手なブログは文章が適度に短く簡潔で、改行や行間がうまく使われています。
・・・と偉そうに書いていて自分の記事はどうかというと、ついつい説明文章が長くなりがちですが、そういう文章は後で読み返すとあまり読む気がしなくて反省しきりです。
ブログは文字数やページ数、紙の枚数制限もありませんので、間延びするんじゃないかくらいに余裕をとって書いて大丈夫です。
読みやすければスクロールが多くても何の苦もなく読み進めてもらえます。
ちなみに、この記事はここまでで1,400字オーバーです。
長く感じますか?短く感じますか?
文字の強調を使っている
強調したい部分を太字にしたり、色を付けたり、視覚効果を存分に使っています。
文字、文章が密集していると、文字装飾はうるさく感じるだけですが、ゆったり配置されているので文字装飾が効果的に目立っています。
ゆったり書かれていると、部分的に文字を大きくしても他の文の邪魔にならないので、視覚効果を上げるためにもごちゃごちゃ書かないことが重要なのがわかりますよね。
箇条書きをする
言いたいことがいくつかある場合、箇条書きを多用しています。
小説を書いているわけではないので文章の流れで全てを説明する必要はありません。
むしろ文の流れよりも明確な情報。言ってしまえば全て箇条書きでも良いくらいです。
- 小説を書くのではない。
- 流れより要点。
- 言葉は短く簡潔に。
箇条書きだけで全てが伝われば、文章力が乏しい筆者にはすごく嬉しいことですが、さすがに箇条書きのみでできている記事や、箇条書きだけで全てが伝わるということが想像できません。
でも口頭で何かを説明する時のメモ書きはほとんど箇条書きですよね。
なのでブログ記事も、説明内容を忘れないためのメモと、口頭で説明するべき言葉の文章化、くらいの意識で書くとスッキリします。
吹出し会話を使う
主に冒頭で吹出し会話を入れているケースがあります。

こんな感じっスね?
アイキャッチとして重要な導入文で、記事の趣旨、読者さんの疑問点や不安を引き出す部分ですが、会話形式にすることで主題が目に付きやすくなります。

人の出る場所(左右)と吹き出しの色は
設定メニューで変更できます。
全ての事案に対して有効とは限りませんし、文章だけでうまく導入できている記事もたくさんありますが、文章をあれこれ考えるのであれば、さくっと核心に突っ込める便利な手法と言えます。
また記事を書く時にはペルソナ(対象とする具体的な人物像)を設定するのが重要とされていますが、質問者を設定することで自分の中でキャラクターの想定がしやすくなるということもあります。

年齢、性別
性格なども想定して
質問者と回答者(筆者)の対話にすることで、より質問と回答の図式をはっきりさせるというのも導入といては入りやすいですが、対話があまり長く続くとうるさくなるので加減が大切です。
この手法は導入だけでなく文中にも使います。
さらに掘り下げていく時の追加質問であったり、話題を変える時の「ところで・・・」のような使い方です。
場面や話題を切り替える時は、見出しで段落を分けるとか、画像を用いて視覚的に区切りを意識するなどが効果的ですが、吹出しを入れることでも場面やテンポを変えることができるので便利です。
文章

視覚に訴えることで見やすい記事になることは間違いありませんが、それだけで内容まで読んでもらえるわけではありません。
重要なの「はできるだけ簡単に書くこと」です。
よく「中学生や小学生でも読める文章で書く」と言われます。
内容によっては専門用語が並んでいたり理屈っぽい文章になることもありますが、読みやすい文章はほぼもれなく「読むことに頭を使う必要がありません」。
日常で普通に使う言葉で、回りくどい表現をせず、書いてあることがそのまま頭に入ってくる文章です。
「これってどういうこと?」などということに頭を使わせず、記事の内容を理解することに頭を使ってもらえるのが読みやすい、効果がある文章ということです。
成功している人の多くは才能もセンスも要らないと言いますが、間違いなく「簡単に読まれやすい文章を書くセンス」は長けていると思います。
それは文才ということではなく、普通に会話をしているような感覚で文章が作成できる、ということなので「難しくない」「特別なことはない」と言いますが、「文章を書こう」「何か伝えよう」と考えてしまうとなかなか簡単にはできないものです。
ですが文章力とは読み手のことを意識して文章をたくさん書くことで訓練になり、身につきます。
ただ書くだけではなく、少し時間をおいて書いた時の気持ちが薄れた頃、自分が一読者になって読んでみることです。
自分が読んで楽しくない文章は他人が見たらもっと楽しくありません。
自分の記事を読んで、反省して直す。また次の記事に反省を織り込む。こうした事の繰り返しで文章力は確実に上がります。
まとめ
成功への近道は「成功者の真似をすること」ですが、丸パクでなく真似をするには?
ということで、成功者の記事に見られる手法について書き出してみました。
- 画像を効果的に使う
- 文章を詰めない
- 文字の強調を使う
- 箇条書きをする
- 吹き出しを使う
- 簡単な言葉で書く
「セールスライティングの型」はもちろん大事ですが、この記事のようなことは「見ればわかる」からなのか説明などはされているのを見たことがありません。
確かに見ればわかるのですが、見るポイントを絞ることでより効率的に修得が出来るのではないかと思いこの記事を書きました。
もちろん文章がきちんと書けてこその見映えですが、見映えのせいでせっかく書いた文章が埋まってしまってはもったいないのでカッコいい記事ということも意識してみましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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