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ブログで稼ぐセールスライティング(イメージ)

まなぶ
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「セールスライティング」とか「コピーライティング」と言うと何か特別なものとか、難しいことのように聞こえますよね。

でも「セールスライティング」において重要と言われる「型」とはわかってしまえばそれほど難しいことではありません。

特に「ビジネスレター」とか、もっと簡単な言葉を使うと「報告書」を書いたことがある人ならあまり苦労しなくても理解できるのではないかと思います。

ここでは「セールスライティングの型」を理解するお手伝いをしていきます。

  • セールスライティングという言葉でハードルが高く感じている人。
  • ライティングの型を説明されても実感できていない人。
  • 教材や講座を利用しようか迷っている人。

に基礎を理解してもらえることを目的としています。

セールスライティングとは


セールスライティングとは、文字通り「物やサービスを売る」ための文章を書くことです。
「売る」ことに特化した文章なので、基本的にはストーリー展開とか伏線回収とか、関係ありません。
最近はテレビCMでストーリー性があるものがだいぶ増えてきましたが、ブログではほとんどの場合「知名度」や「キャラクター」で人の目を引くことはありませんので、王道のライティングで勝負をするのが基本となります。 ここでお断りをひとつしておきますが、「売る」ことに特化した文章とは言うものの、「買って買って〜」では読者はドン引きです。


よほど選択に困ってでもいない限り、お店に入るなり店員が付きまとってきたら逃げますよね?ブログでも同じことで、ウザかったら店員から逃げるのよりも簡単にポチッと切られてしまいますので、あまり押しまくってはいけません。推しに専念するのが良いですね。 ただこの後ビジネス文書との対比をしていきます。


ビジネス文章は目的がはっきりしているので直接的な表現をします。そこだけは混同しないよう意識して読んでいただけるようお願いします。

提案書


では早速ビジネス文書との対比をしてみます。
目的と構成が近いのは「提案書」ではないかと思うので、仕事で使っているパソコンを買ってもらう要求を例にします。

舞台背景

背景として、

  • 仕事で使用しているパソコンが10年くらい前の型。
  • 3ヶ月ほど前から調子が悪くフリーズしたりする。
  • フリーズして依頼された仕事が指示通りに終われないことがある。
  • どうしようもない時は他の人のパソコンを使わせてもらって何とかしているが、その場合パソコンを使わせてくれた人の仕事にも影響が出てしまう。

このような状態を想定してみましょう。

セールスライティングで言うところのお客様(読者)はこの場合は上司になります。

タイトル

タイトル「業務用パソコンの更新」

ブログの場合はSEO対策なども考慮するのでこんな単純ではありませんが、何を訴えたいかをはじめに明記します。
ただ「パソコンの購入」などとすると、いきなり「買え」と言われると引かれるかもしれないので、「更新」とします。そうすれば「古いの使ってるのか」ということはわかってもらいやすくなります。

ブログでもタイトルで内容がわかるのが良いですが、「買って欲しい」というタイトルではやはり好意的に内容を見てもらえるかわかりません。

提案内容 =主張

提案「業務用パソコンの代替え購入を提案します」

本文に入りますが、いくらタイトルで内容・主張がわかるようにと言っても、やはり大事なことは始めに宣言します。

提案の場合、上司が事前に状況を理解してくれていれば、ここだけ見てOKになる可能性もあるかも。なんてことを期待するわけではありませんが、「一体何が言いたいんだ?」と思わせないためにも主張をはっきりさせてから内容の説明をすることが肝心です。

ここで「3ヶ月くらい前から・・・」などとしてしまうと、やはりくどくどと言葉が連なっていつになったら本題が出てくるのかわかりません。

これでは忙しい上司は冷静に内容を理解してくれる可能性も下がってしまいます。

なかには、何かを言うたびに上司から「何でそうなった?」と怒られ気味に言われることが多くて、言い訳のように事の発端から順序立てて説明をする癖になっている人もいるかもしれません。

でもそういう人も、ここを読んでしまったからには悪い癖とは決別しましょう!

言い訳じみたことを延々説明をして良い結果になったというのは私の記憶では例がありません。

逆にここで説明しているような文頭で要旨を端的に述べたのに、「そもそも」から説明を求める上司はよほど気が長いか意地が悪いか要領が悪いかの可能性が高いです。
もし上司の多くがそんな感じの会社だとしたら身の振り方を考えても良いかも知れません。

理由

理由「老朽化し業務に支障が出ているため」


ここで初めてどんな苦労をしているのか訴えます。

背景にある「3ヶ月も前から・・・」「仕事が間に合わなくて・・・」を、聞き返されても説明はできる範囲でできるだけオーバーに書き綴ります。

ただし、ダラダラ書くとやはり最後まで読んでもらえないので、若干ストーリー的な部分もあるかもしれませんが、できるだけ箇条書きが良いです。


ここで「内容」のところで訴えた低下している能率の数字の裏付けも記載します。 と、こんな感じで説明をするのがセオリーかと思います。

具体例

おそらくこれまでで言いたいことは全部言ってしまったことと思います。

でもこれだけでは「言いたいことを言った」だけなので、ここでひと押し説得力を持たせる文章が必要になります。

提案例の内容だと、

・どんなパソコンを買って欲しいのか。スペックは。

・理由であげた悪い数字がどれだけ良くなるのか。

・それによって自分たちがどうなるのか。頑張れるのか。

・会社にどう貢献できるようになるのか。

などを現実のこととしてアピールします。

ライティングでもこの流れで説得力が上がる例を書いていきます。

会社の自分の仕事で提案するのとは違いますから、上に書いたような事柄やデータはないと思いますが、その分は「世間の評判」などでカバーします。

まとめ

提案書の場合は、できた文書を提出することでアピールが終わりますが、ブログ・ライティングの場合は締めの文「まとめ」をつけます。

セオリーとしてそこで再び「だからパソコンを○○○に変えるべきですよね?」と主張を繰り返して締めることになります。

提案書のように文書を提出して残すことができないので、印象に残ってもらえるように締める訳ですね。

YouTubeでもよく「おさらい」としてまとめているのを見ることがあります。

まとめ

ここがこの記事のまとめになります。

ここまでよく言われているセールスライティングの型 を「提案書」と対比を並行してきました。

ブログの型としては

  • 主張
  • 理由
  • 具体例
  • 根拠
  • 主張

という構成ですが 見返してみれば近い流れになっていますよね。


こんな感じで、言葉は違えどビジネスマン経験がある人ならやってることは大して変わらないということがわかると思います。

ここでは「難しい」と思っている人にそうではないということをわかってもらうことを目的としましたので、この組み立てだけで、使える「セールスライティング」ができるというわけではありません。

ここから先は、実績を積んでいるプロブロガーさんを多く参考にするとか、講座を受講するとかしてもらえればと思います。
細かいことは教える人によって違いますし、プロブロガーさんならもっと有意義な説明をしてくれます。
ただここに書かれたことが理解できれば、講座を受講しても「訳がわからない」「難しすぎる」ということはありません。 せっかく足を踏み入れたのですから、楽しいブログライフを送りましょう。

ブログ記事を書くときに用意したいものはこちらも参考に。

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