世間でいろいろ紹介されているYouTubeがダウンロードできるサイトについて実際に使用した比較をしました。
「無料で何かができる」というところで怪しい感じがしていますが、使わなくても良いお金は使いたくないですし、だからといってお金をかけないことで安全性のリスクは犯したくないというのが普通だと思います。
なので極々素人然と作業を行い、「ここは触ったら嫌だな」というところも画にしてリスク回避のお手伝いができればと思います。
作業の前提
動画や音楽のダウンロードサイトについては、ダウンロードできる動画の種類や、保存の形式などいろいろ操作できるもののあります。
本当に評価と比較をしているサイトは、できることとできないこと、音楽については音質まできちんと評価しています。
ですがここでは「YouTubeをダウンロードする」ことだけを目的にしますので
- YouTubeから動画がダウンロードできる
- MP4で保存できる
ことが前提で、それ以外のことはあえて気にしていません。
また、当然のことですが、YouTube動画のダウンロードは著作権の侵害に関わる可能性があり、注意・確認を怠ると違法行為となってしまいます。
この記事はそういった違法行為を助長する意図は全くありません。
個人で楽しむモノとしての映像を安心して取り込むことができることを目的としています。
この記事を見て試すとしても、くれぐれも「違法行為をしない」で、自己責任での対応をお願いします。
ダウンロードサイト一覧
タイトルにありますように、この記事ではYouTube動画をダウンロードするサイトを取り上げています。
実際YouTubeをダウンロードするにはほかにも方法はあって
- YouTubeプレミアムに契約する
- 動画変換の専用ソフトをダウンロードする
の方がダウンロードの他にもメリットがあるのでおすすめなのですが、あえてオンラインサイトに特化して比較します。
比較したサイトは以下です。
1から5は多くの比較記事で紹介されています。
また多くの比較記事では「Online Video Converter」が紹介されていることもありますが、このサイトは2020年以降、YouTubeからのダウンロードをサポートしないという扱いになっていますので割愛しました。
また7.y2mate.comはGoogleで「YouTube変換」をするとはじめに出てくるので比較対象に加えました。
平均的な評価
※安全性については、システム自体の安全性はどれも問題は無いとしています。
危険は主に広告のリンクに潜んでいるのと、広告を開いてしまう誤操作によるとしています。
Offlibertyの操作画面
2conv.comの操作画面
Flvtoの操作画面
何か手順を間違えたのか、音楽のみのMP3しかダウンロードできませんでした。
サイト内の説明も「音楽」のことしか書いていないのでMP3専用になったのかもしれません。
dirpyの操作画面
※ビデオを取り込む際に、高画質を選択すると「プレミアムが必要」だと表示されます。
無料のままだと「縦が720」までのようです。
#shortの動画だと「406x720」、ワイドの動画で「1280x720」までが無料となっていました。
ファイル名を変えたので一応「ダウンロードフォルダ」を確認してみました。
「テスト用の動画 #shorts」が確認できました。
その下2行が、Offlibertyとflvtoでダウンロードしたデータです。
これを見てもファイル名をつけられるのはわかりやすくて良いですよね。
convert2mp3の操作画面
画面にある「紫の丸」も「Flash Player」もとりあえずダウンロードには関係ないので触りません。
クッキーとか画面にあるFlash Playerとか、それっぽい表現なのでつい反応してしまいそうですが全く関係ないので必要なボタン以外は触らないようにしましょう。
EasyMP3Converter の操作画面
エラー表示の窓を閉じて、継続できないなら元の画面に戻ってくれれば良さそうなものですが、このサイトは「くるくる」回ったままです。
これは待っても何も変わらず「くるくる」のままなので「エラー」が出たら早々に諦めましょう。
y2mate.comの操作画面
体験まとめ
一通り触ってみましたので結果を表にしてみました。
平均的な評価と同じ反応のものもあれば違うものもありました。
平均的な評価は、多少の違いはあるもののどこの比較記事でも同じような内容ですので、ここでのテストが何か間違えている可能性はありますが、何回かトライしてみて「変換できなくなる」ことはあってもこの結果より良くなることはありませんでした。
ちなみにテストで使用したURLはクリエイティブ・コモンズの1分の動画と自前の30秒の動画で、どちらもYouTube Shortsの動画です。
動画が短いものだったため変換・ダウンロードの速度比較はあまり参考にならないかも知れませんが操作性とあやしい箇所の参考にはなると思います。
ただしあくまでも一例ですのでくれぐれも実際に使用する際は「自己責任」でお願いします。
念のためセキュリティーソフト
注意して操作すればウィルスなどの危険も回避できそうとはいえ、サードパーティーのソフトは必ずしも安全とは言い切れません。
Windows10から標準搭載されたWindows Defenderは評価機関のテストでもかなり優秀な評価を受けています。
OSに実装されているので当然OSとの相性も良く、有料セキュリティーと比べても十分とも言われています。
Windowsのアップデートとともに最新版が配布されるため、常に最新情報で保護されているといえます。
とはいえ迷惑メールや悪質なweb広告をブロックする機能はありませんので、ここで説明した「あやしい広告」が表示されるサイトを使用した場合の危険度はわかりません。
もっとも上の表にもあるように、操作によっては「警告」を出してくれるので無防備ということではありません。
でもね、と不安に思う方はやはり有料セキュリティーソフトを入れておく方が安心でしょう。
セキュリティーソフトを入れると「重くなる」というのはよくあることです。映像を何とかしようとしているパソコンであればそれなりに性能も高くてそこまで気にしなくても大丈夫ということもあるかも知れませんが、重くならないに越したことはありませんよね。
今世間で「動作が軽い」といわれるセキュリティーは、「ESET」「カスペルスキー」「ソースネクスト」でしょうか。
この中でも「ソースネクスト」は購入額もさることながら「更新費用0円」という財布にとてもやさしいセキュリティーです。
更新0円といっても永久に使い続けられるわけでは無くて、パソコンは指定したものだけ(買い替え時は買い直し)だったり、Windowsは「11」まではサポートされますがその次はわからない、とか条件はありますがパソコンの買い替えが頻繁でもない限りはお得に済むことでしょう。
「お手頃価格」でも「ZEROスーパーセキュリティ」は、世界一の性能と評価されるビットディフェンダー・エンジン(Bitdefender Internet Security)搭載なので性能も安心です。
注)同じソースネクストでも、さらにお安い「ZEROウィルスセキュリティー」は別物です。パッケージの色が違いますので間違えないようにしましょう!
青の「ZEROウィルスセキュリティー」の方が圧倒的に軽いですが、その分「守ってくれる」範囲も限られています。ダウンロードサイトを使うのであれば「スーパーセキュリティー」が絶対です。
自分で使い慣れているので「ソースネクスト」推しでしたが、パソコンの融通が利かない分、ESETやカスペルスキーの方が勝手が良いかもしれません。また昔からよく名前を聞く「大手」の方が安心という方もいると思います。
リスク判断も含めて、「自己判断」「自己責任」になってしまいますので、後悔しないよう十分考えて気を付けていきましょう。
最後までお付き合いありがとうございました。