手元にあった、というか、処分できずに残っていたWindows VISTAモデルのVAIOノートを再生したので、備忘録を兼ねて記録に残しておこうと思います。

タイトルにあるようにWindowsの復元ではなく、Linuxへの換装の記録です。
なぜLinuxになってしまったのかは本文の中で説明していきます。
特にパソコンに詳しい訳ではなく、手探りなので、詳しい方にすれば「そうじゃない」とか、「え??」というようなことも多々あるかもしれませんが、結果として現在はRaspberry Piのパソコン版として動いています。
この記事は段階を追って3部構成になります。
第一部:Ubuntuの導入
第二部:PupyLinuxの導入
第三部:Raspberry Pi desktopの導入
本編は第一部の前の序章です。
ダメ元でとりあえずやってみたという背景なのと、この当時はブログ記事化など全く想定外で写真もそれ用には用意していなかったのとで、手探り中の作業についてはわかりやすくはなっていないかと思います。
ど素人の自分の備忘録ですが、もし同じような苦労や悩みのある方がここにたどり着いて、何かのきっかけになるか勇気を持つ助けになれれば幸いです。
背景
使用したパソコンのスペック
- SONY VAIOノート VGN-TZ90HS 2005年8月購入
- CPU:Intel CORE2 DUO U7600 1.2GHz
- メモリ:4GB
- ハードディスク:80GB スーパーマルチドライブ搭載モデル
- OS(購入時):Windows VISTA HOME Basic
経緯
- 持ち運び中、バッグのベルトが破損して落下。シェルの一部が破損。
- 応急措置的な補修で普通に使えていたのでそのまま使用。
- ある時、Windowsが立ち上がらなくなる。立ち上がり画面で10分以上固まる。
- 何度試しても状況は変わらず、HDDを初期化しないといけないと判断。
(この時すでにWindows8がリリースされていたため、VISTAの復元に意味があるのか悩む。)
- Mac Book Airを購入し、VAIOは放置。
実際、落下破損と立ち上がらなくなったことの因果関係はわかっていません。
7年以上使ってもいたので、ちょっと「仕方ないかな」と思ったのも事実です。
また、MacでWindowsを動かしたらかなり速いらしいという噂もあったので、興味がMacに向いていたこともあり、もともと「捨てられない症候群」の割には速い決断でMac Bookを購入しました。
このMacでWindowsを使うことに関してはいろいろありましたが、それはまた機会があればまとめてみます。
「捨てられない症候群」ではありましたが、このVAIOはデザインと使い勝手が気に入っていましたし、別に思い入れもあったのでいつかなんとかしてみたいと手元に残ることとなりました。
Linuxとの出会い
Linuxという言葉と、それがどのようなものなのか、というのは何となく知識としては持っていました。
ですがOSを触るなんて世界が違うと思っていましたので、まさか自分がLinuxを手にするなんて想像もしていませんでした。
きっかけは「Raspberry Pi」
プログラムなんて興味はあってもBASICやFORTRANをかじって結局なにも覚えられなかった身ですから無謀なこととは思いながら、「プログラム入門用」の文句と、サイズ感、値段に心を奪われAmazonでポチッとしてしまったわけです。
ここで、「LinuxといえどもOSてGUIができてればWindowsを変わらないんだ」という短絡的な安心感を持つことになります。
日経Linuxをみつけてしまう
犬・ネコが縄張りをパトロールするかのごとく本屋を散歩する癖があったことから、「禁断の雑誌」に出会ってしまいます。
それが「日経Linux 2019年3月号」です。
表紙に大きく書かれた「古いパソコンがLinuxで復活する本」・・・やばいですよね~。
それに加えて「古いPCでも動く! 人気Linuxで始める 春の入門ディスク」が付録でついている。
気が付いた時にはレジに並んでいました。
というところが背景ときっかけです。
まあ不調のパソコンだったからなのか、世間で古いと言っているのとTZ90の古さの次元が違うのか?
そんなに簡単な話ではなかったということから苦労と考えるかお楽しみと考えるか、いろいろ始まってしまうわけです。
ということで、今回はここまで。
エピソードはそれぞれの記事にしますので興味があったらのぞいてみてください。
第一部
第二部(準備中)
第三部(準備中)