ヤングキング掲載の奥山ケニチ先生のワンナイトモーニングの紹介です。

ワンナイトってドキドキする響きだね

ちょっと大人の世界な感じ?
すごく雰囲気のある大人の女性とか、いかにも遊んでそうな女性がこの言葉を発すると、初心な男性諸氏はドキドキしてしまいそうですね。
逆にダンディーな男性から発言されると危険な香りがしてきそう。
そんなお色気たっぷりのアバンチュールを期待した人にはやや肩透かしかもしれませんが、ちょっと甘い、ちょっと切ない一夜を過ごした男女が一緒に食べる朝ごはん。
ごちそうではないけれど、一夜の思い出とともに心に残るモーニング。
データ
タイトル | ワンナイト・モーニング |
作者 | 奥山ケニチ |
出版社・レーベル | 少年画報社 ヤングキングコミックス |
ジャンル | グルメ・ラブストーリー 短編集 |

エッチな展開じゃないんだ

全くないわけじゃないけど
カテゴリーはグルメマンガだからね
ワンナイトだから一話完結
「ワンナイトだから」という訳かはわかりませんが、一話完結のショートストーリー集です。
昔からちょっと気になってた男友達の家にお酒を持って訪ねてくる女の子。
実はお互い気になっていたけど、鈍感な男の子はそれが恋愛感情なのかわからないまま大人になった。
色気のないまま飲んでいるうちに女の子は寝てしまい・・・

恋愛経験浅いうちはこういうことあるよね

意気地なし
こんな甘くて切ない、こういう場合、たいてい男性のほうが意気地なしなんですけど、身に覚えがある人もいるのでは?

ワンナイトを過ごすところまでいけない意気地なしもいますよね
それは私のことなんですけど・・・
奥山ケニチ先生の優しくてきれいな絵、そして何よりも女の子の「目力」
この目で見つめられたらおちない男なんていないんじゃないの?というくらいの魅力!
自分の意気地なしぶりと、過去の記憶を甘酸っぱく切なく思い返して笑ってしまいながら読めた作品です。
一話完結ですが、過去話の二人が再登場してその後の進展とか、馴れ初めとか、たまにつながっているのも気づいたら嬉しい構成です。
ショートストーリなのでさらっと読んでいけるのも魅力です。
隙間時間にちょっとほっこりしたいとき、主に自宅でワンナイトを過ごした翌朝って?って気になったとき、ぜひ気軽に読んでみてほしいですね。
作家さん
ワンナイトモーニングは奥山ケニチ先生の作で、少年画報社「ヤングキング」(月2回刊行)で連載中です。2024年9月時点情報)
初出は2019年4号の読み切り。
人気が出たため2019年7号から連載が始まりました。
奥山先生自身の情報はなかなか見つかりません。
奥山先生の他の作品は
「奥山ケニチ短編集 めくれる思春期」があります。
女性の体や下着に興味津々で悶々とする男子高校生。
「あーこんな奴いたな!」とか「むしろオレがこうだった」なんて人も少なくないと思います。
まとめ
「ワンナイトモーニング」のご紹介でした。
奥山先生の他の作品ということで「めくれる思春期」にも触れました。
テーマがテーマなだけに、「めくれる思春期」のほうが笑える要素はたくさんありますが、「ワンナイトモーニング」のほうが爽やかに感じるかもしれません。
「ワンナイト」なのに?
と思われた方は電子マンガの試し読みでも結構ですので是非一度、一話でいいから読んでみていただければと思います。
「ワンナイトモーニング」は女性の方にも読んでいただける作品です。
マンガはアプリで便利にお得に
「いろいろ紹介されるマンガって面白そうだけど買って読むとキリないしなぁ」という方、少なくないのではないでしょうか。
「買っても読み終わったら売ってしまえばいいじゃん」という意見もあるでしょうが、買ってすぐでも読んでしまえば中古品。よほど人気で書店で品薄とかでない限りは値崩れも相当なものです。
そこでお手軽なのが「マンガアプリ」です。
いまはどのアプリでも無料で読めるマンガが多数用意されていますし、アプリ内で読みたいマンガに課金するシステムがほとんどなので、知らないうちにお金を使ってたなんてこともありません。
ただし無料なので最後まで読める保証はありません。
読めるところまで読んで、気に入ったら「課金する」「電子書籍を購入する」「紙の書籍を購入する」を選択するのがおすすめです。
どのアプリでも登録するだけなら無料というところが多いので、お手持ちの機器の空き容量と相談していろいろ試してみよう!