ありきたりですが、
「あ!かわいい~」で目がとまりました。
アイキャッチは大事ですよね。
「ぱっつん」とクリッとした目を素通りできない質のようで
LINEマンガでおすすめされた瞬間「お気に入り」登録してしまいました。
「次にくるマンガ大賞2019」コミックス部門第1位!
「小説家になろう」で連載が開始され、人気を得たことから単行本、マンガと、「転スラ」と同じ道をたどってきた作品です。
冒頭に書いたように「アイキャッチ」でほぼ心を捉えられているのですが、実は「ぱっと見」だけでお気に入りにしたものの、一話読んで(読み切らないものもあるかも)お気に入りを解除するものも結構あります。
けど「薬屋のひとりごと」には、出会った時はまだ「賞」のことを知る前でしたが、「なんて面白いんだ」と思った矢先に「次にくるマンガ大賞」。
自分の目は間違っていなかったと安堵したと同時に「購入」を決意しました。
「本人は上手く隠しているつもりなんだろうがあの毛虫でも見るような目」
「あたらしい玩具を手に入れた気分」
とは後宮の管理をする役人である「壬氏(ジンシ)」が後宮の下女「猫猫(マオマオ)」のことを思い返しての台詞ですが、猫猫の表情の豊かさ、行動の思い切りの良さ、それぞれが良くできたストーリーにさらに動きと彩を増しています。
主に薬師の知識を活かした猫猫の謎解きものですが、お話に負けないくらい絵が素敵です。
あまり語るとネタバレまで一気に暴走しそうですのでそれは別の機会にするとします。
ぜひぜひお試しだけでもお目通りいただければ!
上で紹介したのは「スクエアエニックス」版ですが、もうひとつあります。
「サンデーCXコミックス」版で、原作の日向夏さんと、キャラクター原案しのとうこさんは同じですが、マンガ作画が倉田三ノ路さんになっています。
キャラクター原案までが同じなので基本的に似た絵ですが、こちらの方が猫猫がちょっと大人っぽい感じでしょうか。