SFアニメのプラモデルといえば社会現象にもなった「ガンプラ」が代表格ですが、マクロスからもバルキリーの様々なバリエーションが出ています。
バルキリーといえば現代でも一部存在する「可変型戦闘機」の進化形でロボットにまで変形するという形ですが、そのぶん飛行機的な部分のディテールが細かいモデルも存在します。
ガンダムよりも現代技術の延長にある「近未来感」「実現できそう感」が魅力ですが、そのシリーズを並べてみました。
VF-1
超時空要塞マクロスで登場する、バルキリーシリーズの元祖のモデルです。
飛行機がロボットに変形するものや、ロボットが飛行形態に変化するというものはこれ以前にもありましたが、「ガウオーク形態」を見た時の衝撃は今でも忘れません。
それ以来バルキリーの虜になっってしまいました。
VF-1は飛行機模型では圧倒的なクオリティーを誇るハセガワ模型からいくつものモデルが発売されています。
形態変化こそしませんが細部にわたる作りこみは魅力です。
①ファイター
②ガウオーク形態
③バトロイド
VF-19 エクスカリバー
マクロス7で主人公の熱気バサラの乗機として登場したVF-19。
熱気バサラの機体は改造され、ファイアーバルキリーとして登場しましたが、時系列的に初出はマクロスプラスのイサム乗機からになります。
マクロスプラスではYF-21と制式採用を争うことになりますが、パイロットと神経接続をしてパフォーマンスを発揮するYF-21に対し、運動性能を突き詰めて争うYF-19。コンセプトの違いにもワクワクしましたが、どこか電脳化に不安を持つ私としてはYF-19に思い入れが強くなったのを思い出します。
こちらも
①ファイター
②ガウオーク
③バトロイド
残念ながらガウオークとバトロイドは見つけることができませんでした。
VF-22
VF-19のところで触れたYF-21の量産型がVF-22です。
デザインモチーフはYF-23 ブラックウイドーⅡ。なんかすごい名前ですよね。
最終的な名前がYF-23となっているように、この機体は制式採用されなかったのですが、VF-22の方は小数とはいえエースパイロット用にリリースされたようです。
この機体もファイター(戦闘機)形態しか見つけることができませんでした。
VF-11 サンダーボルト
マクロス7ではミレーヌの乗機だったりするのですが、量産機としてモブに撃墜されたりしてしまう、ちょっと気の毒な機体です。
なんでも玩具にした時の強度が足りなくて商品化できなかったのが理由とか。
実際は玩具販売されていますけどね。
となると天下のハセガワ。きちんとモデル化しています。
練習機の飛行形態だけですけど。
VF-25 メサイア
個人的には一番好きなマクロスFの機体です。
プラモもついに可変しました。
Zガンダムは可変するのにヴァルキリーは・・・と思っていたところに出た!といった感じです。
実はバトロイドとガウオークの時の足の曲がり方が違うので、モデル化は大変だったのではないかと思います。
それがわかったのもこのモデルを作ってからでした。
かの大地震の時に大破してしまったので見せることはできませんが、この機体には想いが強いですね。
VF-27 ルシファー
マクロスFでブレラさんが乗ってた機体です。
ブレラさんにはいろいろ思うところもありましたが、それは置いておいて、この機体はなんだか変形がカッコよかった記憶があります。
見せ方に乗せられてただけかもしれませんけど、それとも動きが速かったからか、新しいと感じていました。
VF-31 ジークフリード
最後はマクロスΔのVF-31 ジークフリードです。
個人的に前進翼はあまりカッコいいと思ってなかったのですが、この機体は良いですね。
尾翼が無いからでしょうか?
制御技術が発達してきたからなのか、最近では尾翼が無い戦闘機の映像を見ることがあります。
ステルス的には突起物は無い方が良いのでしょうから戦闘機はそういう方向に進むのでしょうかね。
時代的にはだいぶ進んだ先ですから、現代で尾翼が無い飛行機があればこの時代には当たり前に存在しているはずなので、不思議には思わないことにしましょう。
まとめ
バルキリーのプラモを並べてみました。
だいぶ古い時代になるので「中古」と書かれたものが多く、値段もそれなりになっていることに驚きです。
地震で大破したVF-25は無事だったら・・・いや、作ってしまったらだめでしょう。
などと考えてしまいますね。
超合金なんかも出ているようなので興味があれば探してみてはいかがでしょうか。
さいごまでお付き合いいただきありがとうございました。